His short sentences are like poetry, says Shinsaku Ando.
村上春樹と文章のリズム、読書について。
久しぶりに小説を読んだ。
『色彩を持たない多崎つくると 、彼の巡礼の年』
発売から7日で100万部が刷られたというのだから、相当なもの。
既に読まれた方も多いと思う。
内容については「よかった」とだけ記したい。
村上春樹氏(以下、春樹氏)の作品が好きだ。
キッカケは前職の先輩が薦めてくださった
『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』。
小さな文庫の中に、現実と空想の狭間のような世界が広がっていた。
本を閉じるのが惜しくすら感じられた。
『多崎つくる』でも、彼の「よさ」は健在だった。
言うもおこがましいが、やはり天才。
* * *
村上春樹作品の好きなところ。
2つある。
①情景描写と世界観
春樹氏の情景描写は気持ちが悪いほどのリアリズムを持つ。
手に取るように光景が浮かぶ。
音まで聴こえてくる。
空想の世界を書いていても、現実のように思えてくる。
村上春樹に引き込まれて行く。
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http://blog.livedoor.jp/ando_shinsaku/archives/4450406.html
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